以前から僕のブログを読んで下さっていた方は「いきなりなんやねん」と思われるかもしれません。
自分でも思ってるぐらいですから。さんざん台湾版iPhoneネタを書いてきて、突然なぜZenfone3?って感じですよね。
実は購入したわけではないんですよ。理由は次回にして、今回はAndroid知識ゼロの僕がZenfone3を3週間ほど使用してみた感想を書いてみます。
日本版Zenfone3(ZE520KL)を使用してレビューしています。
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外観
まずは外観から。
パッと見た感じ、正直iPhoneに似てる印象を受けました。これは表側の話です。縁がラウンド加工されているからでしょう。
背面は独特です。
カメラレンズの下に指紋認証ボタンが搭載されています。
縁はプラスチックですが価格の割には安っぽくはなく、高級感があります。
持った感じはiPhoneと同じ印象です。落としやすさも同レベルです。裸で持つには相当注意が必要ですね。
裸で3日間持ちましたが、ポケットから取り出す際に何度か冷や汗をかいたので、4日目には純正ケースを買いました。
付属品
本体以外には、
- 電源アダプター
- カナル型イヤホン
- USB−Cケーブル
が入っています。
iPhoneにも言えることなんですが、本体は黒なので付属品の色も合わせてくれると個人的にはうれしいですね(かなり希望)。
先月、SONYのハイレゾウォークマンを購入したのですが、イヤホンに加え充電ポートのキャップまで色がそろっていました。
ちなみにZenfone3(ZE520KL)はハイレゾ音源を再生できますが、付属のイヤホンはハイレゾ再生には対応していません。
※他のモデルに付属しているイヤホンでは、ハイレゾ再生対応したものがあるそうです。
セットアップ
僕はAndroidを所有したことがありません。何も知らない状態で、セットアップしてみました。
必要なのはGoogleアカウント。これさえ入力すればホイホイ進んでいきます。
本当にあっという間にセットアップ完了という感じでした。
ホーム画面はASUS関連のアプリが多い印象。もし不要なアプリは消去できるのかな?よくわからないので後々調べてみようと思った箇所です。
あとは、iPhoneでも使用しているアプリをGoogle Playからダウロードしてみました。
Androidについて
少し苦手意識があったんですが、使ってみるとそんなに難しくなさそうな印象。
ただしiPhoneと比べると設定項目が多いような印象を受けます。言い換えると、設定の自由度はAndroidのほうが高そうです。
ウィジェットの配置は、かなり自由度がアップしますね。
気になるのはバックアップ。クラウド任せでいいのかな?後々研究してみます。
Zenfone3について
動作速度
元々iPhone6を使用しているのですが、動作速度はほとんど変わらないです。比べるには差がありますかね。(iPhone6は2014年の製品)
とにかくサクサク動作します。
指紋認証
Zenfone3の指紋認証は背面、カメラの下にあります。
はじめは嫌な予感しかしませんでした。
なぜかというと、先月まで所有していたdocomoのガラケー(富士通製)の指紋認証率がかなり低かったからです。そのガラケー、背面に指紋認証が付いていたのです。※相当古い機種なので比べるには申し訳ないです。
ですが、この機種に関してはめちゃくちゃ速いです。そっと指をあてるだけでロック解除できます。
一度機種を持ち上げないといけないのはデメリットですが、この反応の速さはすごいです。
あと、指紋認証部分をWタップでカメラが起動します(要設定変更)。
電池持ち
持ち始めたところでよく使用するのが原因かもしれませんが、減りが速く感じます。
外出時はモバイルバッテリーとケーブルを持ち歩いています。
このケーブル1本で、iPhone(ライトニング)とmicroUSBの機器が充電可能です。microUSB→USB電源アダプアターやPCに接続するとモバイルバッテリーの充電も可能です。
ちなみに、ポケモンバージョンは発売されたばかりです。ポケモンバージョン以外も持っていて半年ほど使用してますが、かなり丈夫なのでオススメです。
ポケモンバージョンは背面が黒くてカッコイイですよ。
そしてZenfone3のために追加購入したのが、こちらの変換アダプター。
microUSBをUSB-Cに変換できます。
上記のようにmicroUSBにさして変換。問題なく充電できております。小さいので無くしそうですが。
大きさ
個人的に4.7インチのiPhoneが限界と思ってました。
ですが、このZenfone3の5.2インチはギリギリ大丈夫です。スーツやジーンズの前ポケットはこれが限界サイズと思います。
やはり4.7インチと5.2インチを見比べると5.2インチのほうがいいですね。iPhone6が小さく感じます。
音楽を聴く
イヤホンジャックが上にあります。iPhoneは下に付いていたので(iPhone6sまで)慣れません。ケーブルがたまに邪魔です。
今年はワイヤレス化が進みそうなので、まあいいですかね。
付属のイヤホンで音楽を聴いてみると、付属品レベルとしては予想以上にいい音と思います。
音源によっては高音がシャカシャカしますが、低音は心地いい音です。
カナル型なので遮音性も高く、イヤホンのフィット感も良好です。ただし少し安っぽく見えますね。
SIMカード
Zenfone3の特徴でDSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)という機能があります。
データSIMを2枚挿してもどちらか1つしか使用できませんが、3G回線(電話番号)SIMとデータSIM(4G)ですと、DSDSが有効活用できるということです。
例えば、docomoの3G回線で電話待受してFREETELの4G回線でデータ通信するという使用方法。
ですが、先月docomoのガラケーをMNPしてFREETELに移ったところです。ですので、FREETELのSIMを入れてしばらくテストしたのですが問題なく使用できております。
さまざまな格安SIM会社の設定が入っておりますが、FREETELは入っていませんでした。
ここは改善して欲しい
SIMカードの出し入れに難ありです。
iPhoneの場合、画面を天井に向けた状態で取り出すとトレーの上にSIMカードがのった状態です。
ですがZenfone3の場合、同じように取り出すとSIMカードが落下します。わかりますかね?トレーの受けが逆さまなんですよ。
Zenfone3自体を裏返してからSIMカードを出し入れしないといけないのです。これは覚えておかないと、やらかしますね。この設計は変更して欲しいです。
文字入力
日本版Zenfone3にはATOKが入っております。スマホでATOKを使用するのは初めてだったのですが、すぐにダメかもと思いました。
理由は入力時、扇形の花びらみたいなものが表示されて入力するのですが、すごく使いにくい。慣れの問題かもしれませんが。
ですが、設定から普通のフリック入力にできてからは、快適に使っております。変換もさすがです。
あと、アルファベット入力の際、幅がせまく誤タップを繰り返していたのですが、これも設定で幅や高さを変更できることに気付きました。Androidすごいな。
ボタン
Zenfone3の右サイドにあるボタンですが、上から音量ボタンがあり、その下に電源ボタンがあります。
最初の頃、画面表示させようとしたとき、音量ボタンばかり押してました。iPhoneの使用時のクセです。
ですが、上にも書いた通り指紋認証で画面ロックが解除できるので電源ボタンはほとんど押さなくなりました。
ちょっと時計を見たいときは、画面をWタップすることで画面表示もできます(設定変更必要)。
カメラ
適当に何枚か撮ってみると、iPhone6よりキレイに撮れてるような気が。暗いところではZenfone3のほうがキレイです。
Zenfone3を最新にアップデートするとシャッター音は小さくなるという情報を聞いていたので、アップデートして使用したところ確かに小さめです。
ですが、ピントを合わせる「ピピッ」という音がかなり大きいです。この音量はシャッター音と同レベルにして欲しいですね。
あとがき
今日はこの辺までにしておきます。
3週間程度使用した感想をまとめると、Zenfone3は価格の割には高性能という印象。コスパ高い機種で間違い無さそうです。
あと、iOSでは設定変更不可なところでもAndroidではできることが多そうです。この辺はもっと使い込まないとわからないでしょう。
公式サイト ZenFone 3 (ZE520KL)▼Zenfone3を入手した記事はこちら。
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