先日、使っていなかったWi-Fiルーターを中継機にした記事を書きました。
実はその時に気付いたことがあったんです。
Macのネットワーク設定を見てみると、自宅以外のネットワーク名につないだことが無いものがありました。例えば、空港やホテルのネットワーク名です。
すぐにピンときました。
iPhoneでつないだことがあるものばかりだと。
さっそく、Mac側で不要なネットワーク名を消しました。
しかし、しばらくして見てみると、また復活しているのです。
今回はこの現象が原因で、Macでインターネットを使用中に、無線LANが途切れるというところまで発展しました。
Macで消しても復活するiPhoneのネットワーク設定
何度消しても必ず復活してくるのです。
きっと同期しているんだな、と安易に想像がつきます。
けど同期している設定がどこだかわからない。しかもiPhoneのネットワーク設定が優先的に同期されている感じです。
試しに、iPhone側でネットワークをリセットしました。
やり方は、設定→一般→リセット→ネットワーク設定をリセット、です。
注意:今までつないでいたネットワーク設定が消えるので、無線LANにつなぐ際に再設定が必要になります。
そして、この問題は解決しました。
Mac側で不要なネットワーク名が表示されなくなりました。
ただし、根本的には解決していなかったのです。
その後、使っていなかったWi-Fiルーターを中継機にしました。
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またiPhoneの設定を同期している
中継機を設置してから調子よく使っていたのですが、Macを使用中に無線LANが途切れる現象が発生するようになりました。
間欠現象で、発生するときはネットワークが切れて、すぐにつなぎにいきます。そして正常につながります。
中継機を設置してからのネットワーク名
モデム兼Wi-Fiルーター
SSID名:モデム名-5GHz
SSID名:モデム名-2.4GHz
新Wi-Fiルーター(中継機)
SSID名:モデム名-5GHz-bridge
SSID名:モデム名-2.4GHz-bridge
自分の部屋までの経路
モデム兼Wi-Fiルーター (リビング)
↓
廊下
↓
新Wi-Fiルーター(中継機) (廊下)
↓
廊下
↓
自分の部屋
このような状態なので、自分の部屋ではMac、iPhoneともに「モデム名-5GHz-bridge」につないでいました。
ですが、気づいたときになぜかMacが、リビングにある「モデム名-2.4GHz」につながっていたのです。
実はiPhoneでテストしていたんです。「モデム名-5GHz-bridge」以外のネットワークにも全部つないでいました。
帰宅すると、無線LANにつなぎます。iPhoneには4つのネットワーク名が記憶されています。その場所から一番いいネットワークにつなぎにいくわけです。
「モデム名-2.4GHz」はリビングに設置しています。
これにつないだまま、自分の部屋に戻ります。そうすると、iPhoneのネットワーク設定がMacに同期されて、同じく「モデム名-2.4GHz」につながるというわけです。
すぐにではなく、同期されたタイミングで自動でつなぎ替えるわけです。
そして、そのときにネットワークが切れるのです。
そもそも、この同期機能はなんなの?ってなりますよね。
勝手に同期しないでくれって感じなんですが、設定を見てもわからない。
そこでAppleのサポートセンターに電話してみました。
原因が判明!
電話で聞いて判明しました。
原因はiCloudキーチェーンでした。
外部リンク iCloudキーチェーンとは?(Apple公式サイト)パスワードやクレジットカード情報のほかにも、ネットワーク情報も共有同期するのです。
しかも現状、個別設定はできないので、回避策としてはiCloudキーチェーンをオフにするしかないのです。
ただし、僕の場合はiPhone側で不要なネットワーク名を削除すれば解決できたので、iCloudキーチェーンはオンのままで継続です。
今後は、外部の無線LANにつないで使い終わったときは、意識的に消そうと思っています。
iCloudキーチェーン。いつの間にオンにしたのかな?と思っていたのですが、去年12月にMacOSをアップデートしたときですね。多分。けどオンにした記憶はないなー 笑。
現在はネットワーク超快適です。