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【中国語論①】中国語にピンインではなくカタカナをふる意味が理解できない理由

投稿日:2016年1月13日 更新日:

ピンイン

中国語を勉強するまではまったく気にならなかったことが、2年勉強したあとは気になって仕方ありません。

なぜ中国語の発音をカタカナでふるのか、ということです。本来なら上の写真のとおり、ピンインというものを使用します。

中国語の発音はカタカナでは表現できません

さきほどもお伝えしたとおり、中国語の発音はピンインというアルファベットで表現します(注)。日本語のふりがなにあたるものです。

(注)中国ではピンイン(拼音)、台湾ではボポモフォ(注音)が使われています。

中国語には日本語にはない発音もあります。よく似ている発音でも、口の開き方などの違いが多々あります。

中国語を勉強するにあたり、最初の難関は発音習得で間違いありません。ピンインを正しく発声できるかが大変重要なわけです。

なぜか日本の観光本(現地での会話集)や中国語の学習書には、ピンインを無理にカタカナで表現していることが多いのです。

以下のような記載方法です。

都是我的責任(ドウ シー ウォー ダ ズォレン)

この文章を中国語学習の経験がない人が、カタカナ読みして通じるかというと、100%通じません。

なぜか。

そもそも、中国語の発音をカタカナに置き換えること自体に無理があります。

あと重要なのが、ピンイン以外にも声調といって4つのトーンがあるからです。

カタカナで表記されただけでも残念なのに、それに加え声調記号もないわけです。(ちなみにこの例文では「責」の発音が難しいので通じないでしょう。)

ここで言いたいことは、中国語の発音はカタカナ表記できるものではないということです。

日本人同士、外来語として使うのには問題ない

例えば「烏龍茶(ウーロン茶)」です。

読めない人はいないでしょう。カタカナ読みでも日本人同士なら間違いなく通じますが、ネイティブに対しては通じないでしょう。多分。

しかしですね、日本人同士で意思疎通のために外来語化して使うのは有効と思います。

例えば台湾に行ったとき「蛋餅(ダンビン)が食べたい!」なんて使い方。

中国語学習者にはカタカナ表記はいらない

理由はネイティブに対して通じないからです。台湾留学中に、教科書にカタカナをふっている人を見たことがありますが、発音が残念な人たちでした。

中国語学習で本を探される際は、是非注意してみてください。カタカナ表記のある本は避けたほうが無難です。スペースの無駄と思うんですが。意外と多いです。

僕が台湾で買った、唯一の日本語による中国語学習書がこちら。

今でも繰り返し読んでいます。台湾で中国語がごちゃごちゃになってきたときに、手にした本です。よくまとまっていて助けられました。オススメです。

実はこの本、後半に会話集が掲載されているのですが、なぜか最後の最後でカタカナ表記があるんです(笑)。ピンインと並んでの表記なのでOKなのですが要らないですね。

現地でカタカナ読みで発音したらどうなるのか?

中国語をカタカナ読みすると現地の人に「はぁ?」と言われて終了です。

ちなみに台湾人の「はぁ?」は日本的には「えっ?」のニュアンスです。関西女性がキレ気味に言う「はぁ?」ではないのでご安心を。

ただし、もしも通じてしまった場合はどうなるのか?

現地の人は中国語で返してくる可能性があります。しかし中国語学習ゼロの人が聞き取れることはないでしょう。

 

こんなエピソードがあります。

台湾留学中に友人(台湾人)と一緒にいるときに日本人から観光雑誌を見ながら道を聞かれたことがあって、「ウォーどうのこうの」でわかった友人が日本語で「どこに行きたいですか?」で解決したわけです。

カタカナ読みしているのが理由なわけですが、それに声調もないわけです。友人が、「日本人のカタカナ読みは何語かすらわからないレベル」と言っていたのを覚えています。

ということで、旅行本や雑誌などに載っている旅行会話集をカタカナ読みして現地で試すのは、おすすめしません。むしろ止めたほうがいいでしょう。

最近、本屋さんで中国語の新刊を見たのですが、カタカナに声調記号をふっているものがありました。

さらに悪い方向へ進んでいってる気がしますね。

あとがき

やはり中国語にカタカナをふる意味は理解できません。現地で使うと残念な結果になることは間違いないでしょう。ただし日本人同士の意思疎通のため、名詞を外来語扱いで使うのはよいと思います。

もし、どなたか中国語にカタカナをふる意味を知っている方がいましたら、是非教えて下さい。今のところカタカナ表記反対派です。これが言いたかったのです。

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フクロー

サラリーマンを辞め、2013年〜2015年まで台湾語学留学した経験をもつ大阪在住のアラフォー男。将来は台湾の花蓮に移住予定。
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